土地探し

ネットに出る土地は売れ残り?私が水面下の土地を手に入れた方法

ネットに出ていない土地探しのコツ

2年前に住み替え、買い替えを決意して現在新居の計画中のOsumiです。

ずっと駅近、希少、人気校区の土地を探していてようやく土地の引き渡しとなりました。

今回購入した土地ですが、ずっと住宅メーカーにも問い合わせていたのですが、本当に希望の条件にあう土地がなくって、出たとしても敷地を2区画に分けてある隣の家と近い建売や建築条件付きの土地だったりして

消費税増税までに間に合うのだろうか・・・?といった感じだったのですが

なんと、建築条件の付いてない更地をゲットできたんです!!

執念の勝利です(笑)

私が実際に行った、ネットに出ていない水面下の土地を手に入れるための土地探しの方法をお伝えしようと思います。

いい土地はネットに出ていない?その理由とは?

十分な広さがあって、そこそこの値段で、日当たりも良くって、前面道路も広くって・・・

土地を買う時に誰もが思い浮かべる条件を満たす土地ってどれも建築条件つきではありませんか?

その理由は、誰もが欲しい土地は売りに出た時点で不動産会社からまず住宅メーカーに情報がいって、即購入されてしまうので個人まで回ってこないからです。

不動産会社にとっては住宅メーカーが土地を購入してくれるのが一番美味しいんです

即現金化されるし、契約してもらったけどローンが落ちるかも・・・といった心配もなく、余計な営業をする手間も省ける

楽で確実なお客さんですよね

なので、建築条件の付いてない誰もが認めるいい土地を探そうと思うとその不動産会社と住宅メーカーの間に割り込まなければいけません。

不動産会社が一通り手元の顧客や住宅メーカーに情報を流して誰も買わなかった土地がいつまでもネットに出続ける事になります。

みんな考える事やチェックする所は同じなので、いつまでもネットに出ている土地や家の購入を検討する場合は「今まで購入を検討した人はどのくらいいるのか」を聞く事、いれば「なぜ購入しなかったのか」を尋ねる事をオススメします。

本当にいい条件のいい土地は不動産会社曰く、”もしネットに出たとしても瞬殺で契約が入る”そうです。

そのため、誰もが欲しがるいい土地を手に入れるためには、どこよりも早く希望の土地の売却の情報を手に入るようになる事が一番大事になります。

ネットに出ていない!いい土地を手に入れるための3つのコツ

水面下の土地を手に入れるためには、売り手側の窓口となる不動産会社にとって、自分を住宅メーカーと同等の”いいお客さん”に持っていかなければなりません。

“この人に話を持っていけばすぐに買ってもらえる”と思ってもらわないと不動産会社も声をかけてくれません。

また、いい土地の情報が一番に自分に入ってくるためのルート作りも必要となります。

そのために私が実際にやった事をお伝えします。

1.管轄の不動産会社、ほぼ全てを回って顧客登録をする。

回るのは下記の不動産会社です。

  • 欲しいな、と思っている土地の近くにある不動産
  • 駐車場になっている土地の管理の看板にかかれてある不動産会社
  • ネットに出ている近隣の土地を売りに出している不動産会社

探している土地の条件と予算を伝えて顧客登録をします。

可能であればですが、欲しいと思っている所の近くに知人が住んでいるのなら、ポスティングされている土地売却のチラシを貰いましょう。

土地の持ち主が年配の方の場合、ネットよりもチラシをみてそこに売却の問い合わせをする事が多いので、そこと直接やり取りをする事で情報が早く入ります。

私の場合、買い替えのための一時住居として自分が実際に近くに住んでいたのでポスティングのチラシを手に入れる事ができました。

実際に、購入した土地の窓口となった不動産会社もポスティングの不動産売却のチラシが一番多く入っていた所です。

2.自分がピンとくる土地の条件を明確にしておく

自分がここだったら即買う!と思う土地を実際にみてその条件を洗い出しましょう。

ネットに出ている土地の他、売りに出ていない場所もみて、ここはあり。ここはなし。その理由は?

と、突き詰めていく事で条件が明確になって行きます。

なぜ条件を詰める必要があるかと言うと、希望の条件の土地が出て来た時に不動産会社から自分を思い出してもらうためです。

ふわっとした希望条件の人には不動産会社もどういう物件を紹介していいのか分からないし、物件を紹介したとして購入してくれるか分からないから後回しになりがちになってしまいます。

それに対して、ピンポイントで指定してくる顧客に対しては、この人が探していた物件だ!ピンと来てもらえるので有力なお客として即情報がもらえます。

売主が売却依頼をかけた時に、一番に情報が手に入るのが不動産会社の担当の人です。

その担当者さんからいかに声をかけてもらえるかでいい土地の購入のしやすさは変わって来ます。

何度も言いますが、不動産会社の担当者に自分と同じ視点で探してもらえるようにきっちりと明確に条件を伝えましょう。

また、紹介してもらった物件が希望に沿わない時、その理由をはっきり伝えましょう。

そうする事でこちらが”本当に気に入れば買う気がある”と言う購入意欲も伝わるし、担当の方もこちらと同じ視点で真剣に探してくれやすくなります。

買う気があるのか、実際に買えるかどうかが伝わる事で、真剣に情報を流してもらえる確率はグッと変わって来ます。

3.いくらぐらいまでならローンが通るのか。事前に試算サービスを利用して確かめる。

土地の売買を行う不動産会社の担当者にとっては、”欲しい”と言う購入意欲だけでなく実際に買えるかどうかが一番大事となります。

自信を持って”この予算なら買えます!”と伝えるために住宅ローンの事前審査を行い、実際に購入可能か、月々の支払いはいくらぐらいになるのかを確認しましょう。

ネット上に登録なしで簡単に利用できる無料ツールはたくさんあるのですが、計算方法を間違えたりと現実と違う試算になりがちです。

本気で家を購入する気であれば、無料でできる所はたくさんあるので、プロのサービスを利用してきちんと自分だけの住宅ローン試算をしてもらいましょう。

頭で考えている理想を現実にするためには”ローンが通るのか”、”月々の支払い額が本当にやっていけそうなのか”と行った実現性の確認がまず何よりも必要となります。

また、土地から購入した場合は上に建てる建物の価格を考えておかなければなりません。

ローコスト住宅でも諸費用などを合わせると1500~2000万円程度、ハウスメーカーだと2500万円以上は金額がかかります。

ちなみに、一番安いのは建売のパワービルダー系のローコスト住宅です。

ただ、この場合人気の土地で売っていたとしてもギリギリに敷地を分割している事が多いので家同士が近いといったデメリットはあります。

土地と建物、諸費用を合わせてしっかりと予算を現実的に考えるためにも一度は必ず、無料のサービスを利用して住宅ローンの試算をしましょう。

1から注文住宅を計画するのであれば、最初にでた見積もりよりも後々高くなりギリギリまでローンを組ませようとされる事もありがちです。

そういった事を防いで穏やかな新居生活を送るためにも計画前のローン試算と事前審査は必須です。

私は時間があったので子供を連れてアルヒの相談窓口へ行きましたが、時間がない方には住宅情報誌のSUMOの窓口で事前審査ができるのでそちらもオススメです。