家を売った後、賃貸に住んで物件を探した話【住み替え体験談②】

住み替えを検討するため試しに持ち家の査定をしたところ、思わぬ高額査定が出たので家を売りに出してみた私達。

とんとん拍子に半年で家が売れて知識武装なしに住み替えが始まってしまいました。

安易にすぐ欲しい物件が売りに出て住み替えられると考えていたのですが、いい場所の土地や中古物件はなかなか売りに出ず。

条件を妥協するか、チャンスを待ち続けるかジリジリとした葛藤する気持ちを抱えつつ、購入までに２年の期間がかかりました。

今回は意外に難しかった希望条件の決め方や、良い物件を購入するためにやった事などの話をしたいと思います。

家を売った後で慌てて不動産購入の希望条件を擦り合わせた話

具体的なプランも煮詰めずに、住み替えを始めてしまった私達。

家を売って賃貸物件に越してから、物件探しのために不動産会社へ顧客登録へ行った時に初めて気が付いたのです。

次に欲しい物件の擦り合わせが足りておらず、希望条件が夫婦で具体的にイメージ出来てなく、大きく食い違っている事に・・・

そこで不動産検索サイトで良いと思う物件を探して、理由つきでラインで送りあう事を始めました。

などなど、たくさんの事を具体的に話しあいました。

結果として、この話し合いの仕方はすごく良かった！

ざっくりと希望条件を決めようと話し合ってもイメージができずに頓挫してしまったのですが、物件を見ながらだとたくさん具体的な話しができて有意義でした。

たくさん物件を見る中で「このエリアのこの条件の物件ならいくらぐらい」「うちが出せる希望価格は大体この価格帯」などお金の相場観も身に付いた気がします。

私たちが購入したい物件の希望条件

うちが物件を探していたのは人口が増えて競争率が高い人気のエリアだったのですが、無謀とわかりつつも立派な希望条件を提出しました。

不動産会社の担当の方も苦笑いをしていました。

その希望条件がこちら！

ご覧ください、絵にかいたような誰もが欲しがる希望条件です。

その分探すのが難しくて物件購入に２年の期間がかかりました。

先が見えずに夫婦間で揉めたり、手近な物件で妥協しようとした事もありました。

不動産会社の方は売らないと利益が出ないので希望条件と違う物件をたくさん紹介してきます。

けれども妥協せずに納得のいく物件を選んだおかげで住み替え後の満足度は抜群でした。

希望通りの物件を購入するまでにやった色んな事

その場その場で真剣に向き合ってきたので内容が濃くなってしまうので割愛しますが、理想の物件を購入するまでにたくさんの事がありました。

理想の家を買い逃したので失敗から学んでみた

物件探しの中で一番大きな動きは物件を探し始めて1年くらいたってから、理想通りの中古物件を買い逃した事です。

一番手に申し込んだにも変わらずですよ！

理由は夫の転職のため大手銀行の住宅ローンが下りなかったことです。

後で調べたところ、より良い転職先に恵まれたので住宅ローンのアルヒではローンが下りたようなのですが、私が甘く見ていたために１か所しか住宅ローンの仮審査を受けておらずに買い逃してしまいました。

まさに希望通りでお手頃だった物件を買い逃した私達は、猛省して住宅ローンを扱っている会社へ相談へ行くことにしました。

そこでうちの場合いくらまでローンが下りるのかを仮審査をしてもらう事になりました。

ここで現実を知れたのは振り返るとすごく良かった。

現実的な予算や次々の支払い額を計算してもらい地に足がついた感じがありました。

うちとって無理なく支払えるのは月いくらまで、そのためには全体的な予算はこのくらいまでと明確な指標ができました。

この無料相談の時の事前審査のおかげで後に注文住宅を購入する時も調子に乗りすぎることがなかったので、ふわふわと夢ばかりみていた我が家にはいい薬でした。

結局うちはハウスメーカーのつなぎ融資にお世話になったので、アルヒさんのローンにお世話になる事はなかったのですが最有力候補でした。

その後の電話営業や押し売りもなかったので、事前の無料相談でここならいくらまで借りれるという確信を作るのはすごくおすすめです。

うちの場合はのちに先に不動産会社へ交渉してもらって土地だけ購入する時に有力な信用情報となりました。

理想の土地を購入する

家を売ったり買い逃したりした経験から
情報を制するものはすべてを制する

いい物件は早い者勝ちな上に競争率が激しいので見かけたら即見学＆即決という事を学びました。

思いつく限りの不動産情報サイトに登録をし、毎日検索をかけても良い物件はなかなか出ませんでした。

そんな中、ふと思いついて以前理想の物件を買い逃した不動産会社の担当さんへ電話してみると

ちょうど希望通りの土地の売却相談があったばかりとのこと！

まだ相談段階で売りに出るか検討中とのことでしたが、毎日の物件探しで値段の相場観がみについており、かつ自分たちの現実的なローン限度額がわかっていた私達。

その物件の不動産会社の査定額が他の似たような条件の売り物件に対して安く感じました。

そこで査定額よりも１００万円上乗せして、もし売る事があるのであればうちに売って欲しいと交渉をお願いをしました。

それから少しだけ時間はかかったのですが、快諾をしていただきめちゃくちゃいい条件の土地を他と競争する事なく手に入れることができました。

実際に購入できた土地のスペックがこちらです。

土地を購入するまで、あまりの希望の見えなさに焦れてしまったのですが、すべてが良い経験になって、結果として良い土地を買えたので全くの無駄ではなかったと感じています。